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趣意・会則

趣意

 我が国では、高齢化問題、質の高い健康保険の持続、財政問題、という大きな課題がありますが、優先順位を論じない、同時に解決するべき、との立場を取る団体です。予防医学やQOL向上に利用される機能性食品成分の研究が底上げされることで、様々な利益が創出される可能性が言及されます。しかし、機能性食品成分において、ビタミン、ミネラル以外の成分では、研究の質、量ともまだ十分とは言えません。
アントシアニンは、食品由来の機能性成分として重要な働きがあることが明らかにされつつあり、その利用実績も広範であり、ビタミン・ミネラル以外、とされる範疇では代表的な成分です。よって、人々の健康と予防医学に寄与するためには、アントシアニンを様々な角度から多様な評価できる各分野の研究者が情報を活発に交換し、討議する場が必要不可欠と考えます。
 アントシアニンを俯瞰する研究者だけではなく、その有効活用を大局的に議論できる関係者が集い、社会の要請にそって研究を役立てるために、「日本アントシアニン研究会」が発足いたしました。